藤田修平 チベット108の記憶展
2009年2月26日より3月20日まで
山下マヌー氏と高度4000m以上!
※オープニング 2/25 18:00-20:00
写真家 藤田修平がチベット108の記憶を集めました。時は、2008年3月のチベット動乱の一年前。まだ、静かだったラサを目指して、青海鉄道で一路、北京、西寧を経て、チベット自治区・ラサへ。聖地ラサにしかない光と影、聖と俗、静謐と喧騒、整然と混沌… 両極端が、あたりまえに同居するチベットを、藤田修平が煩悩の数「108」で再現いたします。ギャラリー内では、あなたをチベットのラサの街角から、チベット仏教の極彩なアートの世界に誘い込みます。その、シンプルな自然と、渾然と色とカタチと光が炸裂する僧院、寺院のギャップにご注目!同行した旅行コラムニスト 山下マヌー氏も、持ち前の愛と慈悲を惜しみなく提供しながら、愉快なスナップとミニエッセイにて友情出演!さて、どんな展覧会になるのやら・・・
当日は、オリジナルプリントのポストカード、藤田氏が自ら手がけた携帯魔よけ仏壇(本邦、初展示!)、その他、写真作品を展示、販売しております(商品のお引渡しは、展覧会終了後となります)。◆作品購入をご希望の方は こちら
*今回、藤田氏は、チベット高僧とのコラボレーション・ブランド、アマナマナの音楽CD(2/25発売) 「The Blessing Voice3」のジャケット、解説書の写真を担当。CDの詳細は、 http://www.amanamana.comをご覧ください。
◆はじめに
人は自分の生きる未来を考えるとき、自然に天を仰ぎ見ます。
そう、答えは天にあるのです。
人間の一生のたとえを春夏秋冬にたとえる様に、自然観の中に必ず答えはあるのです。
この旅で見てきたチベットはとても豊かな土壌とは言えません。
この乏しい土地で、厳しい自然の中での修行だからこそ、天に答えを探すのでしょう。
この土地は、天空にとても近いところ、と感じました。
しかし、中国の西寧からラサまでの青海鉄道の乗車時間は26時間、距離は1956Km、
それに、寝台車でありながら、快適に過ごせない海抜5000mを超える山越えは、
どれも後になれば、一生忘れられない思い出となりました。
by 写真家 藤田 修平
http://www.shuhei-fujita.com/
◆今回の展覧会に寄せて
そこに人がいる限り触れ合いたいし、語り合いたい。なにより大切なことは、
人と人とが国境を人種、イデオロギーを越えて直接、握手をして温もりを感じること。
旅に出る理由はそこにあるわけだし、そうすることで争いがなくなると、そう信じている。
藤田修平さんと訪ねたチベットは、そんな温もりをたくさん感じた旅。
その空気感が展示された写真から漂っていませんか?
今のこの「国」の難しい状況はともかく・・・。
by 旅行コラムニスト 山下 マヌー
http://ameblo.jp/manoue
※最新刊「ココペリの旅」(1155円 メディアファクトリー刊)をマヌーさんのサイン入りでギャラリーにて販売しています。数が少なくなっているので、ご来廊はお早めに♪
◆キュレーターの視点から
チベットは、絵になる。
中国では若手写真家によるフォト・エッセーの出版ブームだし、
チベットは多くの人にとって、秘境であり、あこがれだ。
それは、なぜか?チベットには、厳しくも美しい自然と大地、
それらに磨かれ続けた他にない文化があるからだ。
しかし、チベットは、自らが「今どき」とも知らず、
その得がたい自然と空気感、エキゾティックな造形と色彩、
そして私たちが、とうに失ってしまった心のあり方を放ちながら、
世界中の好奇心を引き寄せる。そして昨年、チベットは大きな犠牲を払うことで、その存在を世にアピールする結果となった。
藤田修平氏が切り取ってきたチベットには、
どの写真家にもなかった「ニュートラルな客観性」がある。
一般の私たちと同じ視点を保ちながら、圧倒的なプロの技術をもって、
見つめ、切り取ってきた108の記憶の中に、素のチベットをみる。
歴史、政治などを超えた彼の視点の中に、
あなたはどんなチベットを見るのでしょうか。
どうぞ、ごゆるりとお楽しみください。
by アートギャラリー・ノルブリンカ クリハラ ミユキ
【藤田修平 プロフィール】 大学在学中に土門拳の最後の撮影に立ち会い、写真家の道を志す。現在、雑誌、コマーシャル、タレントやミュージシャンの写真集、CDジャケット、風景、工芸の撮影等、幅広く手掛ける。被写体の素のままの美しさ、面白さなど、本質を掴むのが得意。今回、チベットのマントラCD「The Blessing Voice3」 の写真を担当する。趣味は釣りとオーディオ。http://www.shuhei-fujita.com/
【山下マヌー プロフィール】旅行コラムニスト。快適海外旅行の第一人者。海外取材回数は200回を越え、世界各地で体験したことを独自の視点で伝え多くの旅行者の支持を得ている。海外旅行に関する著作は25冊を越える。最新刊「ココペリの旅」(1155円 メディアファクトリー刊)が好評発売中。http://ameblo.jp/manoue
